腫瘍が発見されず、
五味子あまり大きなものでなければ、止まったりしてまう。CTスキャンなど、痛みも危険もない検査で確かめられますから、ぜひ、順序よく合理的に鑑別診断を進めてもらってください。手術の対象となるような下垂体腫瘍が発見されれば、脳外科専門医による摘出手術が行われます。プロラクチンの産生を抑える薬によってコントロールすることも可能です。原因となる薬剤もないという場合には、L-ドーパや、ことになります。 初経から間もなく、月経が不安定な若い女性では、入学転校引っ越しその他の環境の変化によっても、それまで順調にあった月経が不順になったり、ことがあります。高校に入学されてから月経が止まってしまったとのことですから、環境の変化がきっかけになっているようです。また、注射おそらく黄体ホルモンでしょうで月経がみられるとのことですから、比較的軽症な第1度の続発性無月経と診断できるでしょう。2、3回、ホルモン剤の注射や内服で月経をつくると、自然にもとに戻って月経が再開することもありますが、1年間も無月経というのでは子宮が萎縮してくることもあります。もう一度、積極的に治療を再開することが、必要だと思います。
クロミッドやセキソビッドという排卵誘発剤がありますので、ホルモン剤で月経を起こしてから、この薬剤で排卵誘発を試みてはいかがでしょう。黄体機能不全のために結果として月経周期が短いのか、もともと排卵が起こっていない無排卵性月経なのか、基礎体温表を作成することが第一です。どちらにしても治療は可能です。無排卵性月経であれば月経第5日目から5日間、クロミッドという薬剤を服用すれば、たいてい排卵が起こります。黄体機能不全の場合も、卵胞期低温期に卵胞を刺激する注射をしたり、黄体期に黄体ホルモンを追加すれば、基礎体温の高温相を延長させることができます。しかし、あなたの年齢なら、背景に卵巣嚢腫やその他の深刻な異常がないかぎり、放置しておいても自然に治るものです。しばらく様子をみてください。 毎月のことですから、ふつうの内科的な鉄剤投与による貧血治療ではまにあいません。
過多月経を起こす原因が筋腫であると確定されたら、閉経が近いと思われても、貧血の程度によっては外科的な手術が必要と判断されることもあるでしょう。6年前には「筋腫やがんの心配はない」と診断されたとのことですが、もう一度、診察を受け直されたほうがよいでしょう。子宮内膜のすぐ下にできる筋腫粘膜下筋腫や、子宮内膜の過形成などには、静脈麻酔下で内膜の全面掻爬そうは》を行いますと、過多月経が治ることがあります。また、内膜の組織診で原因がはっきりすることもあります。ホルモン治療だけでは内膜の組織診が行えませんので、原因の確定はできません。器質的変化のないホルモン性の子宮出血に対しては、エストロゲンと黄体ホルモンの混剤たとえば経口避妊薬がもちいられますが、副作用として乳房緊満感と頭痛などが起こることがあります。したがって、ホルモン注射によって乳房がかたくなってきたという点については、心配いりません。 この月経前緊張症というのは、月経が始まる前の身体的、精神的な反応が誇張されて表現されたものととらえることができます。
ホルモン療法としては、なにか新しいサークル活動とか、スポーツを始めることも効果があります。月経が近づいてきたことに対する不安、妊娠に対する心配などが心理的背景となっているのでしょう。治療としては、まずは特別な病気ではないことを理解していただくこと、生活に勇気をもっていただくことです。不安状態がとれなければ精神安定剤と利尿剤、抑うつが強ければ刺激興奮剤と利尿剤が使われます。経口避妊薬ピルで排卵を抑制してみると症状が緩和されます。漢方薬の当帰芍薬散とうきしゃくやくさん》も効果的です。 場合によっては、エストロゲンに拮抗きっこう》する男性ホルモン療法や、積極的に排卵を起こす排卵誘発剤などが試みられることもあるでしょう。 15歳という年齢で子宮がんはまず考えられませんが、ごくまれには多量のエストロゲンを分泌する卵巣腫瘍があって、そのために子宮出血が起こることもありますので、専門医の診察が必要です。そのほか、貧血の程度を調べる血液の検査は当然ですが、血液の病気、血の止まりにくい病気があるかどうか、特殊な血液検査もついでに受けておかれるべきでしょう。また、基礎体温をつけておかれると診断をつける参考になります。
芍薬